企業理念
本物の豊かさを。
どこよりも先駆けてアクションする。
以来藤田商店はその理念のもとに行動し、ロンシャン、クリスチャン・ディオール、マクドナルド、トイザらス、タイラックなど、文化的価値の高い様々な商品・サービスを提供してきました。
また、その理念は「対極の視点」「信用重視のコミュニケーション」「文化性への着眼」という藤田商店商法の3つの主義の元に、実践されています。
世の中には互いに相反し、対極の関係にある様々な考え方や視点があるが、こうした価値観のどちらか一方に偏ることなく、両方を融合させ絶妙なバランスを見出すこと。
→ 日本マクドナルドでは「ハンバーガーを売る」というよりも「楽しさを持った時間を売る」店という定義をし、スマイル0円やハッピーセットなどの実践を行なった。対極の視点で様々な価値観のバランスを取った事例
「契約したこと、約束したことは必ず守る、自分の信用は守りきる」
人は自分が信頼している人が、信頼している人ならばその人も信頼する。そうした信頼のネットワークは、磁石の連鎖のように次々に広がってゆく。
→1965年にアメリカンオイルからナイフとフォークを受注した際。第1回目は300万本、第2回目が600万本であった。業者に製造を依頼したが、2回とも納期ぎりぎりであった。そこで納期を守る為、ボーイング707をチャーター、チャーター代2,000万円を支払い、信用を買う。信用第一主義を貫く当社のエピソードの一つ。
商品はそれが生まれ育った文化を背景に持っており、紹介する状況、環境によってそれは異文化と捉えられる。
そのような商品を紹介する際には、その文化を拒絶する姿勢を和らげ、憧憬の念を醸成するような状況設定が必要である。
つまり、商品の本質はそのまま生かして、環境にあわせてアレンジして受け入れやすくする。
→McDonald`sの正式な発音は「マクダーナルズ」であるが、日本人が外来語として発音しやすい3音区切りの「マクド・ナルド」としたことは、有名な事例。